食物アレルギーの子どもを守りたい。その思いをかたちに、そして社会へ。
こどもと食を、見つめ続けて
令和6年3月9日(土)13:00~16:00 「こどものアレルギー・食育研究会」研修会の様子です。
テーマ:保育所における食物アレルギー対応
テーマは「食物アレルギーと防災~防災の視点から食物アレルギーを考える~」
食育もアレルギー対応が当たり前の社会に
研究会代表・生活文化学科長
渡辺 香織
愛知文教女子短期大学では2003年より食物アレルギーの子どもと子育て支援を目的に、さまざまな取り組みを 続けています。「平成28年度私立大学研究ブランディング事業」に選定されました。
本学のブランディング事業を発展的に継続する取り組みとして、この研究会が生まれました。私たちがこれまで
明らかにした研究成果を活かして保育現場における食物アレルギー対応、保育者養成・栄養士養成における
アレルギー教育のさらなる充実を図りたいと思います。これからは食育の場面においてもアレルギー対応が必須
になっていくと思われます。「みんないっしょに」を目標に、研究会での活動がこの流れの一翼を担えるよう、みなさまと共に進んでいきたいと
思います。
食物アレルギーについて、職種の壁を越えてみんなで考える
幼児教育学科長 朴 賢晶
愛知文教女子短期大学の幼児教育学科では、保育現場での食物アレルギーに関する緊急性を認識し、専門的なカリキュラムを展開しています。食物アレルギーに関する基本的な理解からアナフィラキシーショックまでの対応策を包括的に学び、保育者のスキルアップを目指しています。さらに、異なる職種との円滑な連携を通して食物アレルギーから子どもを守る体制作りの重要性を伝えています。